皮の磨き方

アメリカの歴史上、1万年以上前には人類が住みついていたことが、カウボーイのジョージ・マクジャレキンの尖頭器や肉そぎ器の発見により、明らかにされています。
大動物の狩猟文化の存在が明白で、この頃に住んでいた人々がアメリカ先住民インディアンの祖先といわれています。

北アメリカの内部は、大平原や砂漠地帯で、そこに住むインディアンは広い大空の下で、野牛(バッファロー・別名はバイソン)と共存していました。
バッファローの皮で、テントを建て、バッファローの皮で衣服や靴を作り着用しました。
また、ロープを作り、小動物や鹿を捕まえたり、腱で糸を作り衣服を縫いました、骨を削って銛を作り、魚を捕まえました。

バッファローの糞を薪にし、牛の肉を糞の上であぶり、食料にしてタンパク質を摂りました。
海岸や湖水で漁業をして、鮭やタラを捕まえ燻製にしました。
山岳地方の高地では、樫の実や松の実を採り、バッタやミツバチやカブトムシの幼虫などを食料にしました。
狩猟は戦う訓練だけでなく、タンパク源を得ることと毛皮を衣服にするためでした。

砂漠地帯でたくましく生き抜くインディアンは、ホホバの油を皮を磨くのに利用しました。
硬い皮を何度もなめして、やわらかくしました。
現代は、動物達がもたらしてくれる皮は、なめしの加工技術が高度になりました。
軽い合成皮革製品が多く出回る中、革職人によって作られる皮革製品をひとつでも持つと、日が経つにつれ、本物の良さがじわじわとにじみ出てきます。

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